親のせい
毒親本の名著と言われる「母がしんどい」ですが。
えーと。怖くて読めませんです。はい。
フラバとか幻視、幻聴がある精神状態で読んでいいものではないらしいので。
名言ダイジェスト(?)みたいなのをざーっと見てたらですね。
「いったん」親のせいにしてみよう
という言葉を見つけまして。
「親のせい」で検索をかけてみましたら、二位に毒親関連コンテンツが。 daigoblog.jp
「性格は50%が遺伝で、40%が友達で決まる」とか「親の影響は6〜8%」とか。
だから、友達を選べば性格も人生も自分で選べる。親のせいじゃない。
意識の持ち方や努力でメンタルを鍛えれば、親の影響なんかどうとでもなる!
有料動画へのランディングページみたいになってるから、自己啓発セミナーなのかもだけどさ。
こんなの、二位に出ないで欲しいですわ。
だってねぇ。まともな家庭環境じゃないから「普通の」友達を持つのがめちゃくちゃ難しいんですよ。
「普通」とされる子供に交じって、家の話、親の話になるでしょ?
もう、ここでアウト。話が全く噛み合わない。お互いに理解できないの。
毒親ルールで持ち物や言動も縛られてるから、共通の話題もないし。
これでどうやって友達になれと。努力ですか。自己責任ですか。そうですか。ああはいはいソウデスネー。
「毒親育ち≒機能不全家族」なわけで、サンドバッグとかリトルナースとかのケースも多いと思うんですけど。
こういうタイプに寄ってくるのはボーダーラインとかサイコパスが多いでしょ?
実際、わたくしもそうですし。
そういう人たちと友達付き合いして、健全な精神が養われるわけねーだろ!
むしろ削られ抉られ搾り取られ続けられるわッ!!
つまりですな。
友達の作り方、選び方、これらは良くも悪くも幼い頃の親、家庭の影響が大きいわけでございまして。
その影響が、後々の環境の土台となるわけで。
「親の影響は6〜8%」はいくらなんでも低すぎる数字だろ、マヂで。
つか、言葉のマジックですなぁ。
「性格は50%が遺伝」と先に書いてあるので、合計すると「親の影響は56〜58%」ですよね。
遺伝は親の影響ですからな。セコいごまかしすんな。
「神経症的傾向」という微妙な言い回しにも言及されてますが、これも怪しさ満載。
「比較的簡単に変えることが出来る特性」とか書かれてありますが。
そもそも「神経症的傾向」とは何なのか。
調べてみました。PDFの資料がありましたYO!
ビッグ5 性格5因子論(第1次元)
神経症傾向(N次元)
http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/tanno/big5neuroticism.pdf
認知行動科学の発表用資料かな?
そもそも「神経症『的』傾向」という学術用語はないようです。
「神経症傾向」が正解です。「的」は入らないですね。
「的」が入っているコンテンツは、あやしいものが多かったです。
ニュアンスで「自己肯定して自分を好きになればいいのヨ」みたいな。
それができれば苦労しないといいますか、自分が大好きで自分が正義な狂った親を見続けてきてるから、ほんとにそれでいいの? 毒親と同じになるんじゃないの? という人生に立ちふさがる巨大な山脈があるといいますか。
あ、やべ。発作きた。心音がヤバイ。そして手首切りたい。助けてー頓服ー。
30分経過。ちょっと治まってきた。
「精神薬は麻薬だ悪だ!」とか言う奴、前に出ろ!
発作を押さえ込むのに必要な時間とエネルギー、知った上で言ってるんだろうな!?
全エネルギーを注ぎ込んだ上で、治まるまで日単位かかることもあるんだからな!!
これこそ時間とエネルギーの無駄だろうが。
発作は負のスパイラル。治まるまでに時間がかかればかかるほど、後に悪影響を残す。
このあたり、身体も精神も同じですな。すみやかに落ち着かせることが大切です。
む。とっちらかってきた。
記事、分けます。