モラハラ精神依存夫と金銭依存妻
つい先程、この記事のタイトルが天から降りてきました。
毒両親を夫婦単体として見た場合、これがその正体でした。
毒父の実家を出る前、毒母は祖父(母方の祖父母は変人だけど毒じゃなかった)から金銭的援助を受けていました。
毒父にそれなりの収入があるにも関わらず、です。
毒父は自分が使いたい金を先にとって、残りを家に入れていました。
今でもそうです。
そして毒母が「金銭的に苦しいから働きに出る」と言うと「お前が外で働くならワシは仕事やめる」と返すのがテンプレ。
ちなみに毒母は正看護師の資格を持っていて、民間の病院に勤めれば、当時、公務員医療職だった父より多くの収入が望めました。
それでも毒母は働きませんでした。
「だってお父さんがこんなこと言うんだもの」と。
アタクシの年齢がもう40代ですので、父親が働かずに家にいて、母親が働いているというのは、当時、非常に外聞の悪いことではありました。
しかし。ここで、既におかしいところがありますね。
毒父が自分の小遣いを少し減らせばよかったんです。
で、熾烈を極める嫁姑戦争から逃げ回り、連日午前様のくせに「家に帰って妻と子供がいなかったらどうしようと毎日怯えていた」と言うのです。
夫婦揃って、精神的にも金銭的にも自立できていません。
大人にもなれていません。
そうするとどうなるか。
出来のいい子供を、自分の親に見立てるのです。
これは自立できない親にとって、非常に手軽で便利でいいことしかありません。
しんどい時辛い時は子供に甘え倒し、余裕がある時は子供扱いすればいいのですから。
こんなことを年齢ひと桁からやられたら、子供がまともでいられるはずはありません。
いつかは破綻を迎えます。壊れて当然です。
学校へ行っても、他の児童や生徒は「親の子供」です。
アタクシは「親の親代わり」です。
そりゃ、友達できないはずだよね!
「あの子ヘン」てイジメられるはずだよね!
だって精神的には既に大人になってるんだもの。
態度も考え方も、子供らしくなくて当然でしょう。
幸いにもアタクシは基本スペックが高く、勉強が出来て礼儀正しく頼りになるということで、中学以降は教師たちから絶大なる信頼を得ていました。
そして外でも大人に頼りにされることで、ますます「親の親代わり」に拍車が掛かるという悪夢の悪循環。
アタクシの子供時代、どこ行った。どこにあるんだ。