毒はやっぱり毒
一時払いが使えるからURにするわーと告げた所。
「住民票移すなって言ってるでしょー!」
突然キレられた。
マルチハビテーションという制度があるから、となんとか落ち着かせたけど。
なんで子が親にこれほど気を使って神経をすり減らさねばならぬのか。
こっちは病人なんだが。
対決後に文書を提出したんですが、最後に書いておいたのがね。
わたしは誰かの一部じゃない。
わたしは三人目の親じゃない。
独立した人格で、お前たちの子供だ。
というような内容なんですが、これを理解するのに何度も読み返したらしいですよ。
しかし毒親あるあるで、記憶の捏造、忘却が激しく、過去のことはほとんど事実と違っているので、あんまり実感がないらしい。
大学受験の記憶捏造とか、わりと酷い。
国立の農学部か獣医学部を狙って勉強してて、合格圏内の大学はいくつかあったんです。
「浪人許さん」「下宿は認めん」「理系も許さん」
理由が「お金がないから」なんですが、妹2は1回1万5千円の音大教授のレッスンに週一で通ってました。音楽教室とは別に。
明らかにおかしいだろうと、だったら授業料だけでいい、それなら私立文系より安いくらいだし、国立理系ならカテキョで稼げるから自分で何とかする、貯金もしてるから泣きついたりしない、と言ったんですが。
「許さん。とにかく許さん。家から通える文系しか許さん」
1年位この調子でバトってたのに、口頭対決の際に恐ろしい記憶捏造が発覚しました。
「アンタが浪人はイヤって言ったのよ」
「お母さんは1年浪人したら絶対成績上がるからって言ったのに」
「そもそもアンタ、志望校全部E判定だったじゃないの」
「あんなに一生懸命、一緒に大学探したのに」
唖然、呆然、頭が真っ白になりました。
最終的にはこっちが負けて家から通える私立文系、しかも結構いいところにストレートで行ったのに、E判定ってありえないだろう。
どうやら、末の弟のことを都合よく混ぜて捏造した模様。
弟はバトってるのを散々見てたので、E判定なのに浪人しない、と言い張ってたんですよね。下宿もしない、家から通うって。
弟には「ねーちゃんがやりたかったこと、全部やらせてくれるって言ってんだぞ。贅沢言ってんじゃねぇ! どんだけ羨ましいか、お前わかってんのか!」と叱りつけましたが。
で、弟は浪人して私立福祉系。下宿。ガッツリ仕送り。
……金、無いんじゃなかったのか……?(おどろ線)
こんな話は腐るほどありまして。
「仕事についたら家にお金入れてもらわないとねぇ。社会人なんだし」
アタクシは社会人になりまして、家に金を入れてました。
その後、妹1が就職しまして、一人暮らしをしたいと言い出しました。
親が立派でお高いワンルームを借りて、そこに住まわせました。
妹1は一銭も家に入れてません。親が家賃払ってました。
さすがに「妹がアレなんだからお金入れなくていいよね?」と確認したら。
「それとこれとは別よ」
毒だ。紛れもなく毒だ。
しかし、当時はまだインターネット以前の時代。
今のような巨大匿名掲示板とかありません。
何かがおかしいと感じながらも時間だけが過ぎてゆき。
PTSDの症状がとあるきっかけ(もちろん毒親)で一気に表面化。
巨大匿名掲示板に辿り着き、多くの方々の悲嘆、悲鳴、諸々を読んで。
あ。ウチ、コレだわ。
てゆーか、複雑性PTSDがプラスされてる分、さらに酷くね? と。
40歳を過ぎて、現実を知りました。
人生詰んだと嘆いてもおかしくない状態ですが。
まだだ。まだ詰んでない。
やれることやってない。
そう、家から出て親から離れるという一大事業を成し遂げていない。
諦め悪いんですよねー。
大学時代によく言われていた言葉があります。
「お前、地球上で生きていけない場所ってあるの?」
何かが滲み出て撒き散らしていたらしい(笑)
さすがに20代の頃のパワーはありませんが。
まだなんとかなる。
なんとかしてやる。
こうやって書き散らかすの、いいね。
コメント機能は怖くて付けられないけどな。